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  • 執筆者の写真小池えのき

農家の段ボールについて考える

#ヤマデザイン さんにまた素敵な段ボールをデザインしていただきました。

かわいらしいデザインで、好評です!


今回段ボールを新しくする際にいろいろ勉強になったことを少し書きます。

(ネットでえのきを買う人はたぶんいないと思いますが)

一応ネットショップBASEを開設したので、料金の設定もかねて考えてみました。



送料のこと

サイズによって料金が変わる。

縦横高さの3辺の合計で料金が変わります。

たった数センチオーバーしただけで、数百円かわるので、しっかり最適なサイズを考えた方がいいです。


今回は100サイズ(三辺の長さの合計が100センチ以下)に収める設計にした。


このサイズだと10キロ以上と以下で料金が変わります。

業務加工10キロという商品だと

えのき10キロ + 箱 なので10キロを超えてしまうので、それで数百円高くなるよりは、

えのきを少し減らして、10キロ以内に収めれば、送る人も買う人もお得ではないか。


クールにすると料金が少し高くなるが、

必要なのか?時期によって変えるべきか?

荷受けの時間帯によって変わるのか?


段ボールの素材のこと

丈夫な素材は、紙が厚くなり、重くなるので金額も高くなります。

素材は表と裏、そして中芯(中のなみな)でそれぞれ選べます。


重要なのは、適切な強度にすることです。

内容物の重さやどれくらい重ねるのかによって必要な強度が変わります。


過剰なスペックになっている場合は、

適切な強度に落とすことで10円前後安くすることも可能です。


梅雨時期や雪の時期など湿度が高そうな時期は強度を増すこともできる。


ちょうどいいサイズもあります。

段ボールの原紙(切る前の大きい紙)からサイズに切り出します。

例えば、

原紙の一辺が2mだとすると

50センチだと4つピッタリとれますが、

52センチだと3つしか取れません。44センチ無駄になります。

この2センチの差は大きいですが、青果だと結構入ります。


箱の表示のこと

箱に等級などのチェックやハンコをすることがありますが、

段ボールの記載方法を工夫して省略できないか。


ミスが起きにくく、手間が省けるような表示を検討しました。


品質保持のためのマークも入れます。受取先の印象も違います。

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